私たちの会社の起源は、プラスターボードの搬入作業に求めることが出来ます。爾来10余年、お客様の要望に応じて、現場内で様々な仕事をさせていただきました。それは同時に、私たちのポリシーでもある、"望まれる仕事を、望まれる時に"を実践してきた結果だと思います。建築現場にはカテゴリーに属さない様々な仕事があります。建築資材の揚重・荷揚作業もそうですが、本来は、職人さんが材料を施工するところまで運んで行き、取付けるのが一般的でした。
 今では、分業、専業化された結果、揚重作業という建築業におけるひとつの分野が確立しました。時代の変化とともに、建築現場で様々なイノベーションが試みられると同時に、また、それに対応する工法・作業として今後もこうした動向は継続するように思われます。
 私たちの自負は、こうした顧客の要望に柔軟に対応してきたことだと考えます。既成の概念にとらわれず、チャレンジし続けてきた結果、CMN-コンストラクション・マネジメント・ナチュラルという新しい形を、現在模索しているところです。
 具体的にお話をしますと、建築資材の揚重・荷揚作業と一言で言っても、いろんなバリエーションがあります。建築資材の種類は、枚挙に暇がありません。それぞれの資材の特性、搬入方法、安全対策等は様々です。また、現場も多岐に渡ります。一戸建、マンション、事務所ビル、複合施設等、資材毎と現場毎の掛け合わせは無限になります。また、依頼主も元請さんであったり、専門工事業者であったりと、私たちはこのような状況の中で、その都度、ベストの方法を模索し、提案、実践してきました。当然のことながら、揚重作業以外の依頼も千差万別です。今私たちが取り組んでいるlogisticsというテーマも考えてみれば、今までに自然の流れの中で芽生えた課題であると思います。
 CMNとは、その結果のひとつの形として、私たちが今まで成してきたことが有機的に結合されたシステムでありたいと考えています。まだ漠然としていますが、私たちが標榜するものは、顧客のためのより良いサービスであり、また同時に、より多くの作業員が働ける空間を提供することだと思います。この2つの要素の融合がCMNという考え方の原点です。

平成14年4月吉日
(株)花菱グループ
代表取締役 上野弘雅

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